日々学習〜人の役に立てるITエンジニアを目指して〜

ITエンジニアが日々学んだ事を書き記します

【令和4年春】システムアーキテクト試験の結果

本日、システムアーキテクト試験の結果発表でした。
結果は不合格。
勉強不足な状態で受験したので結果は予想通りだった。
勉強を習慣化できなかった。
応用情報技術者試験の時のような
何としても受かろうと言う気持ちがなかった。

来年は後悔のないように勉強を習慣化して
試験に臨みたい。

CSVファイルの文字コード変換

とあるシステムから出力したCSVファイルを別のシステムに取り込む際、
文字化けが起きてエラーになり取り込めなかった。

原因は出力側はShift-JIS取り込み側はUTF-8になっていたためだった。

VBA文字コードを変換する処理をしたかったので
以下を参考にしてやった。
最終的にはUTF-8(BOM付き)にしないと取り込めなかったため、
UTF-8(BOM付き)の処理を行った。

daitaideit.com

【システムアーキテクト午前Ⅱ】業務要件定義に用いる図

















UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。

ア アクティビティ図
イ クラス図
ウ 状態マシン図
エ ユースケース





答:ア
アクティビティ図は業務や処理の実行順序や条件分岐などの流れを表現するダイアグラム。フローチャートを起源としており見た目も似ているが、同期バーを用いて並行処理を表現できる点がフローチャートとの違い。

【システムアーキテクト午前Ⅱ】ディープラーニング

















ディープラーニングに該当するものはどれか。

ア 従来の集合教育に、eラーニングや動画配信などのICT技術を活用した教育を組み合わせて、より深い理解を狙う。
イ 深層心理学の理論をコンピュータ上のプログラムに実装して、人の行動特性分析や性格診断を行う。
ウ 多次元データベースにおけるデータ分析の過程で、集計結果を下位レベルに掘り下げてデータ内容を確認し、更に精緻な分析を行う。
エ 多層構造のニュートラルネットワークにおいて、大量のデータを入力することによって、各層での学習を繰り返し、推論や判断を実現する。





答:エ
ディープラーニング(深層学習)はニューラルネットワーク(NN)を基盤として、複数の中間層を持つディープニューラルネットワークを利用する。ニューラルネットワークは、脳内で神経細胞(ニューロン)が様々な信号を受け渡しながら情報伝達や学習を行う仕組みを、コンピュータ上でモデル化する人工知能の概念。

【システムアーキテクト午前Ⅱ】機能情報関連図
















エンタープライズアーキテクチャ(EA)における、ビジネスアーキテクチャの成果物である機能情報関連図(DFD)を説明したものはどれか。

ア 業務・システムの処理過程において、情報システム間でやり取りされる情報の種類及び方向を図式化したものである。
イ 業務を構成する各種機能を、階層化した3行3列の格子様式に分類して整理し、業務・システムの対象範囲を明確化したものである。
ウ 最適化計画に基づき決定された業務対象領域の全情報(伝票、帳票、文書など)を整理し、各情報間の関連及び構造を明確化したものである。
エ 対象の業務機能に対して、情報の発生源と到達点、処理、保管、それらの間を流れる情報を、統一記述規則に基づいて表現したものである。





答:エ
機能情報関連図(データフロー図、DFD)とは、対象業務の処理過程と情報の流れを明確化するもので、政策・業務体系策定の成果物として、機能構成図を基に作成される。
アは情報システム関連図、イは機能構成図、ウは情報体系整理図(UMLクラス図)。

【システムアーキテクト午前Ⅱ】バランススコアカードを用いたIT投資評価手法
















IT投資の評価手法のうち、バランススコアカードを用いた手法を説明したものはどれか。

ア IT投資の効果をキャッシュフローから求めた正味現在価値を用いて評価することによって、他の投資案件との比較を容易にする。
イ IT投資をその性質やリスクの共通性によってカテゴリに分類し、カテゴリ単位での投資割合を評価することによって、経営戦略とIT投資の整合性を確保する。
ウ 財務、顧客、内部業務プロセスなど複数の視点ごとにIT投資の業績評価指標を設定し、経営戦略との適合性を評価することで、IT投資効果を多面的に評価する。
エ 初期投資に対する価値に加えて、将来において選択可能な収益やリスクの期待値を、金融市場で使われるオプション価格付け理論に基づいて評価する。





答:ウ
バランススコアカードは、財務に限らない四つの視点で企業業績を評価するフレームワーク。IT投資に適用すると、次にように多面的に投資効果を評価できる。
・財務の視点
・顧客の視点
・内部業務プロセスの視点
・学習と成長の視点

【システムアーキテクト午前Ⅱ】目標復旧時間















BCP策定に際して、目標復旧時間となるものはどれか。

ア 災害時に代替手段で運用していた業務が、完全に元の状態に戻るまでの時間
イ 災害による業務の停止が深刻な被害とならないために許容される時間
ウ 障害発生後のシステムの縮退運用を継続することが許容される時間
エ 対策本部の立上げや判定会議の時間を除く、待機系への切替えに要する時間






答:イ
BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)は「事業の中断・阻害に対応し、かつ、組織の事業継続目的と整合した、製品及びサービスの提供を再開し、復旧し、回復するように組織を導く文書化した情報」、目標復旧時間(RTO:Recovery Time Objective)は「中断・阻害された事業活動を規定された最低限の許容できる規模で再開するまでの優先すべき時間枠」。