【応用情報】用語集[に]
2分探索法
探索の対象データがあらかじめ昇順あるいは降順に整列されているときに用いる探索法。探索範囲の中央の値と探索したい値とを比較し、探索したい値が小さければ次の探索範囲はその前半、大きければ次の探索範囲はその後半にあるとして、1回の比較で探索範囲を1/2ずつ狭めていく。したがって、探索対象データがN個のとき、最大比較回数はlog2N+1、平均比較回数はlog2Nで探索することができ、線形探索法に比べ探索効率がよいとされている。
2層クライアントサーバシステム
サーバ(データベースサーバ)は、データベースの管理とクライアントから要求されたデータベースアクセスだけを実行し、その他の処理はクライアントがすべて行うという従来型のクライアントサーバ形態。
2層クライアントサーバシステムでは、業務に依存するアプリケーション(業務ロジック)が、クライアント側にユーザインタフェースと一体化して組み込まれているため、アプリケーションの肥大化、アプリケーション間での相互矛盾などの問題が発生する。また、業務ロジック変更によるアプリケーションプログラムの修正時には同時に何台ものクライアントコンピュータのプログラムを修正しなければならない。