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【応用情報】用語集[あ]

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アジャイル開発

 スパイラルモデルの派生型。アジャイルソフトウェア開発ともいう。アジャイル開発では、開発対象を多数の小さな機能に分割し、機能ごとに1週間から2週間といったごく短い期間を単位として、一連の開発工程(要件定義~実装・テスト)を繰返し行う。この短い期間での反復サイクルをイテレーションといい、イテレーションを採用することで、ソフトウェアに内在する問題(たとえば、顧客の要求との不一致など)やリスクを、短いサイクルで発見・解消できる。また、新しい要件やビジネス目標の変化に柔軟に対応しやすくなるという利点もある。

 なお、アジャイルによる超短期リリースを成功させるためには、イテレーション内での実施事項を、最後にチーム全員で振り返り、次のイテレーションに向けて改善を図る活動が欠かせない。

アクチュエーター

 Actuator。入力された電気エネルギーを物理運動量に変換する機構で、機械・電気回路を構成する要素のこと。制御システムでは、コントローラから制御信号を受けとり制御対象に与える操作量を変化させる部位のこと。

アキュムレータ

 蓄積するもの、蓄圧器、蓄電池、蓄財家などの意味を持つ英単語。半導体の分野では、マイクロプロセッサなどの内部でデータを記憶するレジスタの一種で、論理演算や算術演算の結果を一時的に保持しておくためのものをアキュムレータと呼ぶ。「累算器」「積算器」と訳されることもある。