日々学習〜人の役に立てるITエンジニアを目指して〜

ITエンジニアが日々学んだ事を書き記します

【応用情報】用語集[こ]

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コンカレントエンジニアリング

 製品開発のライフサイクル(企画~設計~製造)における複数の工程を順番に実施するのではなく、同時に実施できる工程を並行して進めることで開発期間の短縮を実現する開発手法。コンカレント開発ともいう。コンカレント(concurrent)とは、"同時期"という意味。

 コンカレント開発で用いられる用語に、コデザインとコベリフィケーションがある。コデザインとは、開発の早期にハードウェアとソフトウェアを同時に設計する手法。ハードウェアとソフトウェアの機能分担やインタフェースを開発の早期に確認することができる。コベリフィケーションとは、実際のハードウェアがなくても、また、ソフトウェアが未完成であっても、シミュレータなどを用いてハードウェアとソフトウェアの検証を同時に行うことをいう。

コールドサイト

 コンピュータセンタとして機能できる設備を整えた施設を用意しておく。そして、平常時は別の目的で使用し、災害発生時に、機材などを搬入して、その施設をバックアップセンタとして機能させる方式。

固定小数点数

 コンピュータが実数を扱うときの表現形式の一つで、小数点が特定の位置に固定されているもの。
 数値を表すビット列のうち、何ビット目までが整数部で、何ビット目からが小数部かがあらかじめ固定・指定されているような形式のことを指す。整数は小数点の位置が右端に固定されている特殊な場合の固定小数点数と考えることもできる。

コアコンピタンス

 他社にはまねのできない企業独自のノウハウや技術など、その企業ならではの力。他社との差異化の源泉となる経営資源のこと。