【応用情報】用語集[し]
信頼度成長曲線
プログラムのバグ発生数は、経験的のロジスティック曲線やゴンぺルツ曲線などの成長曲線で近似できることが知られている。成長曲線は、横軸にテスト時間、あるいはテスト消化件数をとり、縦軸にバグの累積個数をとったグラフ。信頼度成長曲線、あるいはバグ曲線とも呼ばれている。
事業ドメイン(事業展開領域)
事業活動を行う範囲や対象とする市場を事業ドメインという。企業が収益を生み出し存続していくためには、限られた経営資源を有効に分配することが求められる。そのため事業ドメインを明確にして、必要な領域に最適な資源を投入する必要がある。事業ドメインは、「顧客・市場はどこの誰か」、「どのような機能・価値を提供するのか」、「どのような技術・ノウハウを活用するのか」の3つの軸により事業展開の方向性が定義される。
なお、経営戦略として、「どのような製品を」、「どの市場に」投入していけば事業が成長・発展できるのか、事業の方向性を分析する手法にアンゾフの成長マトリクスがある。
資本利益率
企業の収益性を把握するために用いられる指標で、資本に対する利益の割合、すなわち"その資本がどれだけの利益を生んだか"の割合を表します。
[資本利益率の一般式]
資本利益率=利益/資本
=(利益/売上高)×(売上高/資本)
=売上高利益率×資本回転率
自己資本利益率(ROE)
自己資本に対する当期純利益の割合を表したもので、投下資本(自己資本)の投資効果を把握するために用いられる指標。値が大きいほど、株主にとっては投資効果が高く魅力的ということになる。
[計算式]
自己資本比率
経営の安全性、つまり財務体質の健全性を把握するために用いられる指標。総資本に対する自己資本の割合を表し、一般にその値が大きいほど安全度が高いといえる。
[計算式]
シェル
ユーザとOS(カーネル)間のインタフェースとなるプログラム。ユーザが入力したコマンドを解釈し、対応する機能を実行するようにOSに指示、OSからの結果を待ってそれをユーザに返す(表示する)ことを主な役割とする。なお、シェルはシステムの中に固定して組み込まれているものではないので、各ユーザは自分の好むシェルを指定することができる。
指数
a2、2nなど累乗(るいじょう)の右上に小さく書いてある「2」「n」などの数、文字。なお累乗は、同じ数をかけたもの。
指数は、かける数の回数を意味する。例えば23の指数は「3」です。これは「2を3回掛ける」という意味。