【応用情報】用語集[H]
HTTP
Hyper Text Transfer Protocol。WebサーバとWebクライアント(ブラウザ)間でHTMLなどのWeb情報の配信に用いるプロトコル。WebクライアントがWebサーバにHTTPコマンドを発行することで通信が始まる。
HTTPでは、ユーザ名とパスワードの組み合わせでログインし、ユーザを認証するしくみ(HTTP基本認証)があるが、接続を切断しない限りログイン時の認証情報が残ったままになるため、セキュリティ上の注意が必要。そこでHTTPに、SSL/TLSの認証機能や通信の暗号化を実装したHTTPSが登場した。
hostsファイル
TCP/IPを利用するコンピュータにおけるホスト名のデータベースで、IPアドレスとホスト名の対応を記述したテキストファイル。
インターネットの初期には、集中的に管理されている hosts ファイルをコピー(ダウンロード)して、各ノードで使用する、といった単純な運用が行われていた時代もあったが、DNSが一般的になった以後は、hosts ファイルには各ノードでローカルに必要な最低限の対応のみ記述し、外部へのアクセスに必要な名前解決はもっぱらDNSで行う、という運用が普通となっている。