【応用情報】用語集[A]
AIDMA
消費者の購買行動の流れを体系化したフレームワークのことで、アメリカの著作家サミュエル・ローランド・ホールが、1924年に発表した著書「Retail Advertising and Selling(直訳:小売り広告と販売)」で提唱した。
AIDMAでは、消費者の購買に至るまでの心理プロセスを5つの段階に分類している。
1:Attention(注意)
2:Interest(関心)
3:Desire(欲求)
4:Memory(記憶)
5:Action(行動)
ARP
Address Resolution Protocol。アドレス解決プロトコル。TCP/IPネットワークにおいて、IPアドレスからイーサネット(Ethernet)LAN上のMACアドレスを求めるために使われる通信プロトコル(通信規約)。
あるIPアドレス宛てのパケットをEthernetで送信するには、そのIPアドレスを持つのがどの機器なのかを割り出し、対応するMACアドレスを知る必要がある。この探査を行なうための手順を定めたもので、ネットワーク上のすべての機器に特殊な形式のEthernetフレームを送信し、当該IPアドレスの持ち主に名乗り出てもらうことでMACアドレスを特定する。
ATP攻撃
Advanced Persistent Threat attacks。特定の組織や個人に対して、複数の手法を用いて継続的に行われる一連のサイバー攻撃の総称。標的型メールやソーシャルエンジニアリングなどさまざまな手法を組み合わせ、情報の不正取得や破壊行為など目的が達成されるまで執拗(しつよう)に繰り返される。
組織構造や個人情報を調査した上で、対象を狙い撃ちする独自開発のコンピューターウイルスを送り込むため、既存のウイルス対策ソフトでは防御できない場合が多い。
Aレコード
DNSで定義されるそのドメインについての情報の種類の一つで、特定のホスト名に対応するIPアドレス(IPv4アドレス)を定義するもの。
最も基本的なDNSリソースレコードの一つで、あるホストを指し示すドメイン名(FQDN:Fully Qualified Domain Name)に対し、対応するIPv4アドレスを定義する。