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【応用情報】用語集[L]

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LDAP

 Lightweight Directory Access Protocol。インターネットなどのTCP/IPネットワークでディレクトリサービスにアクセスするための通信プロトコルの一つ。ディレクトリサービスとは、ネットワーク上のコンピュータの利用者や接続された機器、その他何らかの資源に関する情報をサーバ上のデータベースで一元管理する仕組みである。利用者アカウントをディレクトリに登録し、複数のコンピュータで共用するといったことができる。

 LDAPは利用者がクライアントソフトを用いてディレクトリサーバに接続し、その管理する情報を利用するための通信手順を定めている。ITU-T勧告のX.500標準の一部を抜き出して簡略化し、TCP/IPで利用できるにしたもので、1995年にIETFによって最初の標準が発行された。

 著名なLDAPサーバとしては米マイクロソフトMicrosoft)社の「Active Directory」(アクティブディレクトリ)やオープンソースソフトウェアの「OpenLDAP」(オープンLDAP)などがある。

LAMP

 データベースを利用したWebアプリケーションを開発・運用するのに適した、人気の高いオープンソースソフトウェアの組み合わせの一つで、OSの「Linux」、Webサーバの「Apache」、データベースの「MySQL」(後にMariaDBも選択肢に追加された)、プログラミング言語および実行環境の「PHP」「Perl」「Python」(のいずれか)の頭文字を繋いだもの。

LPWA

 Low Power, Wide Area。IoT(Internet of Things)用途に適した、低消費電力の広域無線通信技術。そのような通信方式で構築されたネットワークを指す場合はLPWAN(Low Power Wide Area Network)とも言う。

LTV

 Life Time Value(顧客生涯価値)。1人(1社)の顧客と企業が取引を始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)を通じて、その顧客が企業やブランドにもたらす損益を累計して算出したマーケティングの成果指標を指す言葉。

 1人(1社)の顧客がある製品や企業に対して付き合っている間に支払う金額合計から、その顧客を獲得・維持するための費用合計を差し引いた「累積利益額」によって求めることができる。