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【システムアーキテクト午前Ⅱ】ソフトウェアの要件定義や分析・設計の技法

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ソフトウェアの要件定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 決定表は、条件と処理を組み合わせた表の形式で論理を表現したものであり、条件や処理の組合わせが複雑な要件定義の記述手段として有効である。
イ 構造化チャートは、システムの"状態"の種別とその状態が遷移する"要因"との関係を分かりやすく表現する手段として有効である。
ウ 状態遷移図は、DFDに"コントロール変換とコントロールフロー"を付加したものであり、制御系システムに特有な処理を表現する手段として有効である。
エ 制御フロー図は、データの"源泉、吸収、流れ、処理、格納"を基本要素としており、システム内のデータの流れを表現する手段として有効である。







答:ア
決定表は複雑で多数の条件判定がある場合に、条件の組合せと期待する動作を表形式で整理して表現するもの。漏れのないように要件定義を行い、テストケースを設計するのに有用。
イは状態遷移図の記述。
ウは制御フローの記述。
エはDFDの記述。