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【システムアーキテクト午前Ⅱ】アジャイル開発プロセスのINVEST

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アジャイル開発プロセスのにおいて、Bill Wakeが提案した"INVEST"と呼ばれる六つの観点を用いて行うことはどれか。

ア 効率よくアクティビティ図を作成する
イ コード化できるレベルまで詳細化されたデータフロー図を作成する
ウ 再利用しやすいソフトウェアパターンとなっているかどうかを評価する
エ 質の高いユーザストーリとなっているかを評価する








答:エ
アジャイル開発プロセスでは、利用者の視点で「ユーザストーリ」として簡潔に要件を記述し、柔軟性を持たせておく。"INVEST"は、良いユーザストーリを作成するための次の六つの観点の頭文字。
・Independent(独立している)・・・各ストーリが独立しており、任意の順序で作業できる。
・Negotiable(交渉できる)・・・顧客とプログラマが協働してストーリを決められる。
・Valuable(価値がある)・・・顧客にとって価値があり、役立つストーリである。
・Estimable(見積れる)・・・正確な見積りは必要ないが、優先順位を決めるのに役立つ。
・Smal(小さい)・・・ストーリのサイズは小さく適正で、スコープを把握しやすい。
・Testable(テストできる)・・・テストが容易で、顧客が必要とするものの理解に役立つ。