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【システムアーキテクト午前Ⅱ】内部設計書のデザインレビューの目的

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内部設計書のデザインレビューを実施する目的として、最も適切なものはどれか。

ア 外部設計書との一貫性の検証と要件定義の内容を満たしていることの確認
イ 設計記述規約の遵守性の評価と設計記述に関する標準化の見直し
ウ 要件定義の内容に関する妥当性の評価と外部設計指針の見直し
エ 論理データ設計で洗い出されたデータ項目の確認と物理データ構造の決定







答:ア
アは、内部設計書のデザインレビューの目的として最も適切。内部設計書は外部設計書を基に作成されるから、外部設計書との矛盾がなく一貫性が、更には要件定義書の内容を満たしているかを確認する必要がある。
イは、開発工程とは別の場で実施する。設計記述規約は、設計書作成で守るべき事項を定めたルール。規約の遵守状況の評価や見直しは、開発工程で行う必要なない。
ウは、要件定義書のデザインレビューを実施する目的。外部設計工程で参照される外部設計指針も、要件定義工程で作成する。
エは、内部設計(デザインレビューでなく)を実施する目的の一つ。論理データ設計は外部設計で行い、それを基にして物理データ構造を内部設計で決定する。