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【応用情報】用語集[る]

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ルータ

 ネットワーク層に位置し、あて先IPアドレスを見て、パケットの送り先を決め、通信を制御する装置。IPのローカルネットワークの境界線に設置して利用され、ネットワークの基本単位として機能する。世界中に散在しているローカルネットワークどうしをルータが結ぶことにより、全体としてインターネットというインフラが機能している。ルータで分けられたネットワーク単位をブロードキャストドメインという。

 ルータは、パケットを受け取ると、そのあて先IPアドレスを見て、それが自分のネットワークあてであれば、破棄し、他のネットワークあてであれば転送を行う。このとき、どのルータへ送れば、あて先のネットワークへの通信が速く行えるかを判断することを経路制御(ルーティング)といい、ルータはそのための経路表(ルーティングテーブル)を備えている。

ルートネームサーバ

 別名、ルートDNSサーバ。インターネット上のドメイン名の最上位階層の情報を管理するDNSサーバ(ネームサーバ)群のこと。

 ルートネームサーバは世界に13ヶ所用意されており、それぞれ異なる主体が管理しているが、互いにデータを複製しあって問い合わせに対して同じ情報を返答するよう管理されている。各ルートサーバには「*.root-servers.net」というドメイン名(ホスト名)が割り当てられており、「*」の部分はアルファベットの「a」から順に「m」まで13種類のいずれかの文字が入る。