【応用情報】用語集[い]
定義された要求を全部一度に実現するのではなく、いくつかの部分に分けて、順次、段階的に開発し提供していく段階的モデル。開発の順番は決められていて、それぞれ時期をずらして順番に開発していくが、並行して実施することもある。インクリメンタルモデルは、たとえば、最初にコア部分を開発し、順次機能を追加していくといった場合に適している。 索引とも呼ばれ、データベースへのアクセス効率を向上させるために使用される。一般に、検索の対象となるデータ項目にインデックスを付与することでアクセス速度は速くなるが、逆の場合もある。 たとえば、インデックスを付与した項目に対してデータの更新が行われると、データだけでなくインデックスの書換えも発生するため、かえって処理時間が長くなる。 クラスをさらに抽象化して上位のクラスをつくることができる。このような上位クラスと下位クラスという階層関係の特徴は、上位クラスの属性やメソッドを下位クラスが継承すること。この性質をインヘリタンスあるいは継承という。 インヘリタンスにより、新たな下位クラスを定義するとき、上位クラスと同じ属性やメソッドは定義する必要がないため、そのクラスで定義しなければならない部分(差分)のみを定義する。 発生したインシデントに対し、合意したサービスを可能な限り迅速に回復するための対応を行う。 インシデント管理と問題管理とは密接に関連しているが、インシデント管理では、インシデントの原因の究明ではなくサービスの回復に主眼をおくことに注意。たとえば、「特定の入力操作が拒否される」といったインシデントの解決策が不明確な場合、インシデント管理では、別の入力操作を伝えるなどの回避策(ワークアラウンドという)を提示し、原因の究明は問題管理プロセスが行う。なお、インシデントの発生を早期に検出し、インシデント管理など関連するプロセスへの通知は、イベント管理のプロセスが分担する。 調査官、検査官、査察官、監督官、監査役、選挙管理委員などの意味を持つ英単語。ITの分野では何らかの対象の内部状態などを調べる働きをするソフトウェアなどをこのように呼ぶことが多い。 官民一体となって取り組み、生産プロセスをデジタル化することによって大幅な業務改善を行う2011年にドイツにて立ち上がったプロジェクト。「4.0」は「第四次の産業革命」を示している。 インクリメンタルモデル
インデックス
インヘリタンス(継承)
インシデント管理及びサービス要求管理
インスペクタ
インダストリー4.0